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KITAMURA

大阪紀行シリーズ第五弾

AUGUST 13,2023

こんにちは、入社4年目の　あべし　です。

浪速区新世界に聳える通天閣の足元に、昭和レトロの雰囲気を漂わせ昔ながらの香りのする喫茶店がただずんでいます。

今回のブログは、ここからスタートしたいと思います。入店しモーニングを注文したところ、注文していないメニューも持ってきて、サービスだから食べてくれと言われた時には、流石に食い倒れの町、大阪であると実感した次第です。(甘える訳にはいかなかったので断りましたが)店を後にして、前もって約束していた梅田スカイビルに移動。

午前中までに用件を済ませられ、夕方の新幹線で東京に戻るまで時間が出来たので、当時住んでいたアパートのあった吹田市千里山に寄って来ました。因みに大阪では、高度経済成長期に建築されたアパートを文化住宅と呼びます。3年間住んでいたアパートは、随分と年季の入ったアパートでして、台所の流しはステンレス製ではなくタイル張りでした。

夜になると天井裏を鼠が「パタパタ」と駆け回る音がしたものです。以前、勤めていた会社が社宅扱いにして契約してくれたものなのですが、もう少しましな物件はなかったのかと言いたかった程です。そのアパートも既に取り壊されて無く、その跡には個人邸が建っていました。この一帯は北摂地域と呼ばれ、隣の豊中市と並ぶ大阪屈指の高級住宅街です。(東京で言えば世田谷区、杉並区、大田区でしょうか)ある邸宅では、蒲鉾型の屋根をした駐車場だけで、私の住んでいたアパートの部屋全部がすっぽりと収まる位の広さでした。

尚、この沿線沿いには1970年に大阪万博が開かれた万博記念公園があり、太陽の塔が立っています。2025年には再度、大阪で万博が開かれる予定で、55年振り2回目となります。それも今から楽しみな事です。

以上で5回に分けてお送りしてきた大阪紀行シリーズもこれにて終了です。今までお付き合い頂き有り難う御座いました。

警備事業課　あべし