熊野三山めぐり
OCTOBER 1,2020熊野三山とは、熊野速玉大社・熊野那智大社・熊野本宮大社と那智青岸渡寺を含む『三社一寺』の総称です。
速玉が前世の罪を浄め、那智が現世の縁を結び、本宮が来世を救済するといわれ、熊野三山を巡れば、「過去」「現在」「未来」の安寧を得られると考えられています。
熊野三山めぐり 熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社・那智滝を 1日でまわる観光
「よみがえりの聖地」を巡る。
いにしえの頃から、ここ聖地「熊野」を救いの地、癒しの地として沢山の人々が苦難を乗り越え、たどり着きました。
平安時代の末には「浄土への入り口」として多くの皇族や貴族がお参りするようになりました。
浄土へお参りし、帰ってくるということは、死と再生を意味します。
そのため熊野三山は「よみがえりの聖地」として、今なお多くの人々の信仰を集めています。
また、これ程までに信仰を集めた理由の一つに、言い伝えや伝説、逸話にしばしば現れる「熊野権現」の説く「浄、不浄をきらわず・・」の言葉にあるのかも知れません。
男女貴賤を問わず、来る者全てを救うと言う寛大さが熊野の神々の魅力であることは間違いありません。
熊野三山めぐりは、バスを利用するのがおすすめです。
出発は紀伊勝浦駅8:30発で料金は大人7600円です。
東京からだと、新宿バスタから22:00発の紀伊勝浦行きの夜行バスがあります。
紀伊勝浦には8:00着なので8:30発の三山めぐりバスに乗継可能です。
チケットは紀伊勝浦駅前の熊野観光で購入となりますが、夜行バス下車の所から約5分くらいなので、8:30発には十分間に合います。
コース表紀伊勝浦駅8:30発川湯温泉9:36発渡瀬温泉9:38発湯の峰温泉9:44発熊野本宮大社約55分見学瀞峡めぐりの里熊野川(志古)弁当積込熊野速玉大社約20分見学熊野古道 大門坂約15分見学那智の滝約25分見学熊野那智大社
那智山 青岸渡寺約60分見学紀伊勝浦駅15:10着予定
帰りは、20:30発の東京行の夜行バスで新宿には6:00ごろに到着します。
夜行バスの出発までは少し時間があるので、ホテル浦島の日帰り入浴で疲れを癒してはいかがでしょうか。
1300円でメインの大洞窟温泉 忘帰洞をはしめ他4カ所の温泉が利用できます。
但し、硫黄泉なので貴金属類をつけて入ると変色するので十分注意してください。
ダンガン旅行になりますが、2004年7月、熊野三山を含む「紀伊山地と霊場の参詣道」が日本で12番目の世界遺産に登録されたので行く価値は十分あると思います。
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